Premiere Pro (v22.1.2)
クロスフェードとは、映像をスムーズに切り替える効果であり、Premiere Proでも簡単に実現できます。本記事では、クロスフェードの方法について解説します。
クリップをフェードできる状態にする
クロスフェードはトランジションという機能を使います。
トランジションは2つのクリップが必要となります。
下図のように分割したクリップを用意してください。
異なる動画であればクリップは分かれているのでそのままでいいのですが、
1本の動画の中でトランジションをしたい場合は、
編集点で区切る必要があります。
用意ができたら次へ進みます。
クロスディゾルブを適用する
「エフェクト」パネルを開きます
ビデオトランジション → ディゾルブ → クロスディゾルブ と開いていきます。
そしてクロスディゾルブの項目をドラッグして、
2つ目のクリップの先頭の部分でドロップします。
これで適用完了です。
映像を見てみると2つの映像が薄く重なっているのが分かると思います。
切り替わりまでの間隔を調整したい場合
クロスという文字が書かれているところにマウスカーソルをあてると ] のような表記になり、
その状態ドラッグしてスライドすると間隔を調整することができます。
上図は間隔をとてつもなく長くしたので、切り替わりまでに何十秒もかかります。
ゆっくりフェードしたいのであれば長く、すぐ切り替えたいのであれば短くすればOKです
分からなかったこと
1つの動画を編集点で区切った場合は、
クロスディゾルブをクリップとクリップの間にまたがるようにセットできました。
ただ異なる動画のクリップ同士だとそれができませんでした。
2つ目の動画の先頭にセットするしかなかったです(今回の解説通り)。
まぁどちらも同じ様な結果にはなるんですが、
前者はシーケンスパネルを見たときに、
クリップとクリップの間にまたがっているので、
「あっ、フェードインアウトしてるなー」と直感的に分かるんですよね。
ここはまだ仕様を理解できてません。分かり次第追記していきます。
おわりに
今回はクロスディゾルブというビデオエフェクトだけ使いましたが、
このようなトランジションはデフォルトで他にも用意されていました。
「ホワイトアウト」や「暗転」などは結構使えるかもです。
使い方自体は「クロスディゾルブ」と同じなので、
自分の好みに合わせて使い分けしていただければと思います。
それでは、また。
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