Adobe Premiere Pro (v22.3.0)
フレーム保持セグメント の使い方について解説します。
これが使えるとこのように動画を一時停止するといったことができます。
準備
以下の動画素材を使って検証していきます。
↑の動画をタイムライン上にドロップした状態をベースにして解説していきます。
フレーム保持セグメントの使い方
使クリップ上で右クリック → フレーム保持セグメント とすればおしまいです。
フレーム保持セグメントを行うと再生ヘッドの位置にあるフレーム(静止画)を新しいクリップとして右側に挿入されます。
動画と動画の間に静止画をインサートした状態になります(全体の尺が伸びる)。
これを再生すると・・・
他トラックも後ろにずれこむのに注意
例えばこのようなクリップであったとします。
この位置でフレーム保持セグメントを作ると・・・
上図で分かるように他トラックも挿入されたクリップ分だけ後ろにずれこんでいます。 さらに縦に重なったクリップ(ピンク色)はぶった斬られるので、注意が必要ですね。
別のトラックで挿入された時にずれこむかは同期ロックの設定によります。
同期ロックについては以下で解説しているので参考してください。
末尾だと使えない
クリップの先頭だと使えますが末尾は作れませんでした。
あとがき
似た機能で「フレーム保持を追加」というのがあるのですが、そちらは尺が変化します。
残尺がいらない場合は「フレーム保持を追加」を尺を足したい場合は「フレーム保持セグメント」という使い分けをするのがいいと思います。