最近新しいMacにしたので、Unityの開発環境をしていたところ、VisualStudioで半角全角ボタンが効かないという現象が起きました。
その解決方法について解説したいと思います。
(追記) VisualStudio for Mac (2022)にすることで入力ソース問題が解決していましたが、一応2019を使わないといけない人もいるかと思いますのでそのまま手順は残しておきます。
環境
- Mac Mini(2023)
- VisualStudio for Mac (2019)
- VisualStudio for Mac (2022)
原因
キーボードの入力ソースがVisualStudio2019に対応していないのが原因でした。
入力ソースとはなんぞやというところからですが、
システム設定 → キーボード → 編集
を開くと以下のような画面が表示されます。この赤枠のが入力ソースです。
Macを買ったときからこれらがデフォルトの入力ソースとして存在しています。
この入力ソースだとVisualStudioで全角・半角の切り替えが効かず、スペース(空白)の動作になってしまいます。
入力ソースをGoogleが提供している入力ソースにしたらうまく動作したのでそのセットアップをしていこうと思います。
解決策 (VisualStudio2022を使う場合)
この問題はVisualStudio2022で解消されていました。
UnityHubでエディタをダウンロードした時に一緒にVisualStudioもダウンロードできるようになっているのですが、ここでダウンロードできるのは最新ではなく2019バージョンです。
ですので新しいバージョンである2022をインストールする手順を解説します。
VisualStudioのサイトにアクセスします。
「ダウンロード」をクリックしインストールを行ってください。


もしVisualStudio2019をインストールしていた場合、このように共存する形になります。
一応UnityのPreferencesで新しいVisualStudioが選択された状態になっているかを確認します。
自分の環境では特に何もせずとも書き変わっていました。
解決策 (VisualStudio2019を使う場合)
まずGoogle日本語入力ダウンロードサイトにアクセスします。
Mac版をダウンロードをクリックします。
ダウンロードしたファイルをインストールしてください。その間何回か確認ダイアログが出ますがOKして進めましょう。
インストールが終わったら、次はシステム設定 → キーボード → 編集
を開きます。
+ボタンをクリックする
ひらがな(Google)と英数(Google)を追加します。
Google以外は削除してこのようにします。
ABCという入力ソースが消せない場合は「日本語」の入力ソースを追加した上で英字にチェックを入れると消せたりするようです。
これでVisualStudioを再起動すれば半角・全角が切り替えれるようになります。
以上です。